<四次元ポケットを手に入れる方法> 2004.8.5発行

晃一@お軽井沢ざます(スネオ君のママ口調で)

昨夜から軽井沢にいます。

一昨日、昨日と、八ヶ岳で「ソース」と言うワークショップに参加しました。

自分の喜びの源(ワクワク)を探し当てて、どんな仕事や生き方が、

自分に適しているのか知るためのワークショップです。

八ヶ岳にある、トレーナー安藤さんのステキなログハウスの中で

じっくりと受講してきました。

http://www.hondakochan.com/photo/so.jpg

自分以外の人間(自分が好きでは無いコト、自分の嫌いなコトをする)に

なろうとすると、とても苦しい生き方へ自分をどんどん追いやってしまいます。

それは仕事の仕方についても同じです。

自分が好きだと思うことをやっていくと、自分をもっともっと

良い状態に持っていくことができます。

自分って何だろう?好きなコトって何だろう?

僕はいつも、ずっとずっと考えて、出来るだけ正直に好きなことを

実行してきたと思います。

もちろん、実行できなかったこともたくさんありますが。

自分の好きなことをやっていくと、いろんなチャンスに恵まれます。

自分が良いなと思う人や出来事を次々に惹き寄せられます。

このソースのワークショップについては、メルマガ最後の方でも

もう一度紹介しますので、気になる方は読んでくださいね。


 今日のテーマは「受け取る事」です。

「受け取ること」がむちゃくちゃ上手になると、「与え方」がむちゃくちゃ

上手になります。

前回のメルマガでは、

      『応援すること』、つまり『与えること』

                         をテーマにしました。

ただ、これだけでは完結しません。

『受け取り方』が上手にならないと、

   応援できるようになる・応援されるようになる

                のサイクルは完結しません。

あなたは、人から応援されたり、何かを与えられそうになった時、

素直に「ありがとう」と言って受け取れますか?

ほとんどの日本人は「いえいえそんな・・・」と言って、

受け取らない文化を信じ込んでいるように見えます。

謙虚さを美徳とするのは、日本人の奥ゆかしさを表していて

良いなと思うときもありますが、時には遠慮は悪しき習慣だなぁと

感じるときもあります。


オーストラリアを自転車で放浪していた頃です。

ふと人恋しくなって、野宿が嫌になり、農家のドアをノックしました。

「あそこら辺にテントを張って野宿をしても良いですか?

火を使わないので、迷惑をかけないと思いますが・・・」

「何を言ってるんだ?家に入りなさい。さぁ早く」

「良いんですか?」

と、一応しおらしく聞くけど、マイトシップの国オーストラリアでは、

大抵家に泊まらせてくれます。そして食事までご馳走してくれる

コトも多かったです。

日本にも昔は、民家が旅人を受入れる風習がありましたよね。

そうして、その人の家にお世話になると、

「ちょっとこっちへ来い。お前、腹減ってるんだろ!?

この冷蔵庫のもの全部食べても良いぞ!がはははは」

「すげーー。やったー。さんきゅーさんきゅー!!

食べ物は僕にとっての燃料なんだよ。最高の燃料だ!!!」

「おー、そーか。そんなに嬉しいか。ここから300キロ先に親戚の

家がある。そこに泊まると良いだろう。いつ着くか?3日後か?

今電話してあげるから・・・『あ〜もしもし、3日後自転車乗りの

日本人が行くから泊めさせてやってくれ。そしたら冷蔵庫の前で

”好きなものは何でも食って良いぞ”と言ってやってくれ・・・』」

こうしてまた、次の家でも食事をご馳走になりました。

普段はストイックな自転車乗りで『暴れん坊将軍』を自称していたけど、

こう言う時は一転『甘えん坊将軍』に早代わりします。

こうやって、受け取ることを全身で喜び表現しました。

オーストラリアでは、「遠慮は悪しき習慣だなぁ」と感じていたので

遠慮をとっぱらって、素直に喜びました。


相手の好意は、喜んで受け取るのが礼儀だと思っていたからです。


 だってさ、相手を喜ばせたいから、与えるんでしょう?

  だったら、思いっきり、喜んであげるのが良いと思うんですよね。


例えば、子供にチョコレートをあげたとします。

1人は「わーいわーいありがとう」

もう1人は「いえいえ、虫歯になるといけないので・・・」

と言われたら、またあげようと思った時、どっちにするか

明白です。

受け取り方が上手だと、色んなチャンスや、良い人との縁を

上手に保つことができます。

せっかく「応援される人」になっても、受け取れないのでは

意味がありません。


前に、5人程のグループになって、1人の人を徹底に褒めることを

やってみました。「あなたは、○○がステキ」

「○○するところが素晴らしい」色々思いつく、その人のいい所を

徹底的に言ってみるのです。

ところが当の褒められた人は赤面して、逃げ出したくなるようです(笑)

そんな中、天才的に褒めるのが上手で収入も桁違いにある友人は、

みんなから褒められると「あぁぁぁ気持ち良い。もっと言ってぇ〜」と

恍惚の笑顔で言ってました(笑)

受け取り上手な人は、だいたい豊かな人です。

そして与えることも、上手にできる人です。


   受け取り方を上手にする

                     与え方を上手にする

これが出来るようになると、ドラえもんの四次元ポケットを手に入れた

かのような体験ができます。

いくらでも入ってくるし、いくらでも出すことができるんですよね。

何か受け取れそうな時が来たら、思い切って受け取ってしまいましょう。

受け取ることの達人を目指してみましょう(笑)

葛西臨海公園をサイクリングしていた時、60歳くらいのサイクリストに

声をかけられました。

自転車の部品の取り付け方法を教えたら仲良くなり、

「つかってない自転車があるからあげるよ」と言われ、

20万円以上もするイタリア製の自転車をもらったコトがあります。

その時も僕は躊躇せずに「ありがとうございます!凄く嬉しいです!!」

と言って、頂いたことがあります。


また、受け取った事を味わうのも、受け取り方を練習するのに

良い方法です。

ソースのワークショップで、自分が子供の頃、良かったなぁと思う

出来事を振り返るワークがありました。

僕が、子供の頃良かったなぁと思ったことは、夏になると海や山や

森に連れて行ってもらったことでした。

自然に触れると凄く嬉しいと感じるんですよね。

今でも、その好きな感じを大事にして実行し続けてるんですよね。

そして改めて振り返ると、連れていってくれた両親や、

その土地で良くしてくれた人への感謝が凄く沸いてきました。

僕はたくさんの良いことを与えられてきたんだなぁと。

受け取った出来事をしみじみと味わうのは、とても豊かな感情に

なります。

自分の感情を豊かにしておくと、次の豊かさを惹きつけます。

こういったことも、ソースで学びました。

ワークショップでトレーナーをしてくださった安藤さんは、

とても温厚な方で、安心してワークを進めることができました。

自分が好きだなぁと思うことを、心から話せる機会って、

中々無いですよね。

なんか、好きなことを言うと否定されちゃうんじゃないかって

思ってしまうもんです。

でも、安藤さんが誘導してくれると、安心して好きなことを話すことが

できました。

自分の好きな感情で自分を包んであげると、自然と自分が

進みたい方向や、人との関わり方が上手になってくるようです。

仕事を変えようと考えていたり、自分の方向性を改めて考えたい方など、

興味のある方は、次のサイトに行って見てくださいね。

http://andoo.info/

また、安藤さんについては、本田健さんのサイトでも紹介されています

http://www.aiueoffice.com/main.cfm?PID=NicePeople&ID=9701&Person=0

自然の中で、癒されながら、じっくり自分の好きなことを味わうことが

できました。

みなさんも、好きなことをちょっと思い出してみてください。

ちょっと思い出してみると、なにやらどこからか、チャンスや

応援やプレゼントが舞い込んでくるかもしれません。

その時は、遠慮せずに受け取ってみて下さいね。

では、次号もお楽しみに!

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